小児歯科では、乳歯の健康を守り、永久歯への健全な生え変わりをサポートしながら健全な永久歯へとつなげていきます。 歯の健康状態は全身の健康状態と切っても切れない関係にあります。 当院では、お子様の歯を守ることで、健やかな体を育てるお手伝いをしていきます |
フッ素は自然界に広く存在している元素で、フッ素化合物として他の元素と結合した形として存在しています。岩や土壌のミネラル成分の一つであり、土壌中のフッ素濃度は最大300ppmという比較的高い値を示します。また、地表に降った雨水が土壌や岩石を通過する時に、フッ素イオンが溶け込みますので、河川には0.1?0.2ppm、海水には約1.3ppmのフッ素イオンが存在します。
さらに海産物、牛乳や農作物にも様々な濃度のフッ素が含まれており、私たちは毎日の食生活の中でフッ素を取り込んでいます。その虫歯予防効果の高さから世界中の歯科医院で使用されています。歯科医院で行なっているフッ素塗布は、お子さんに安全な濃度のものを使用し、体に危険はありませんので、ご安心ください。
子供の永久歯は絶対に虫歯にしたくないです。特に生えたての永久歯は注意していても虫歯になりやすいものです。その生えたての永久歯や乳歯を虫歯から守ってくれるのがシーラントです。
シーラントは歯を削らずに奥歯の噛む面の溝の部分にプラスチックを埋め込んでその溝から出来る虫歯を予防する方法です。
シーラントは、保険治療でおこなえます。
特に6歳頃になると生えてくる奥歯は重要です。6歳臼歯と呼ばれ、歯が生えてくる途中にも虫歯になりやすい歯です。また、生えたばかりの頃は柔らかく形も複雑で虫歯になりやすいので、永久歯が生えてから早めの処置をオススメします。
奥歯の乳歯も歯の溝が複雑です。歯ブラシでは、なかなか汚れを落とし切ることが出来ません。乳歯のうちから虫歯を作らないようにするためにシーラントをすると効果的です。
※シーラントは、絶対に行わないといけない処置ではありません。あくまでも予防で行うものです。
また、削って詰めるものではありませんので、次第に欠けたり外れてしまうこともあります。そのため、シーラント後も定期的に検診が必要です。
歯磨きをしていても、虫歯になりやすいポイントが磨けていなければあまり意味がありません。 当院では、お子さんや親御さんが、おうちで効果的な歯磨きができるよう、わかりやすくアドバイスを行います。 |